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ダクタク句集2017年(平成29年)12月 [ダクタク句集2017年12月]

12/12tue
初鴨や 父の句ひとつ 浮かびきて
     (はつがもや ちちのくひとつ うかびきて)

亡父の名を ちゃんづけで呼ぶ 露時雨
     (ちちのなを ちゃんづけでよぶ つゆしぐれ)
        ※父の親しい友人がいつも「ちゃん」づけで呼んで
         いたことをふと思い出した。それを真似てふざけ
         て「〇〇ちゃん」と呼んだことも。今は二人ともい
         ない。なのに「ちゃん」で呼ぶ音の響きが耳を離
         れない。

12/10sun
鼻水の 光る飼い主 曳かれおり
     (はなみずの ひかるかいぬし ひかれおり)
        ※今朝は今シーズン一の冷え込み。風邪気味を押し
         ての犬の散歩はきびしい。あれッ、向こうからも元
         気な犬に引っ張られてシニアがやってくる。あれあ
         れ・・・鼻水たらして。良く見ると、犬も飼い主も似て
         いる。誰に?・・・。微熱の朝の幻想。

12/9sat
風邪癒えず 西窓富士を 垣間見る
     (かぜいえず にしまどふじを かいまみる)
        ※風邪気味が長引いて、なかなか抜けない。今日の
         空は澄み切って、案の定富士山はきれいに見える。

12/8fri
トランプの 口のまわりに 針供養
     (とらんぷの くちのまわりに はりくよう)
        ※2月と覚えてる針供養、京都などでは12月8日の
         行事とか。米民主主義は決めた大統領に全てを
         委ねるということではあるまい。同様に公約の全
         てを実行するなら反対だとする支持者も多いはず。

12/7thu
本線は 50万ボルトと 冬に咆え
     (ほんせんは ごじゅうまんぼるとと ふゆにほえ)
        ※送電線の鉄塔を何本も見通せる場所がある。豪
         快な冬空を背景にしたところはなかなかのものだ。

12/6wed
室蘭に 母恋という街 寒夜かな
     (むろらんに ぼこいというまち かんやかな)
        ※なにげなく母恋の街を思い出した。室蘭に住んだ
         のは40年以上前、今にして思えばなにもかもが
         輝いた体験だった。夏にも思い出すし、冬にも。
         きれいに整備された街に、あの頃と同じ素晴らし
         い光がさしているだろうか? そしてあの頃の大
         好きな人たちは・・・。

12/5tue
秋深し 挑みし本を 置く今宵
     (あきふかし いどみしほんを おくこよい)
        ※なにも今宵に限ったことではない。読んでみた
         いなァと思っても、過去の実績から読了困難?
         と思われるタイプの本がある。ヒマは無限にあ
         るのに・・・と思いつつ、繰り返し押し寄せるギ
         ブアップの波に抗しきれずに枕元に放り出す。

12/4mon
干し柿の 色づき速し 冬の足
     (ほしがきの いろづきはやし ふゆのあし)
        ※この秋は寒さが厳しい。秋が短い。もう冬。冬の
         足取りが速く、例年より柿の粒が小さいこともあ
         って、すっかり縮んで赤黒く色づいている。
         出来上がりが干し過ぎで硬くなってもと心配して
         いる。

12/3sun
さおだけぇ テープなれども 師走かな
     (さおだけぇ てーぷなれども しわすかな)
        ※物干し竿売りの呼び声が聞こえる。スピーカー
         から流れるのはテープの音だが、12月なら「い
         いかな」と思う。売っているのは最早ステンレス
         製だけだけれど。

12/2sat
平成の 終わり告げる日 石蕗の花
     (へいせいの おわりつげるひ つわのはな)
        ※皇室会議が行われ、天皇の譲位と新天皇の即位
         の日程が決まった。昭和に続く平成が長いと感じ
         ることは少なかったが30年である。戦争のなかっ
         た時代、バブルの崩壊と今に続くデフレの経済と
         暮らし、東日本大震災。そして自分に投影すると
         後半の人生の大部分が重なる。改めて振り返ると
         様々な感慨がある。

12/1fri
酉の市 夜店の上の 星いくつ
     (とりのいち よみせのうえの ほしいくつ)

酉の市 住んだ街まで 廻り道
     (とりのいち すんだまちまで まわりみち)
        ※今年は三の酉まであり、11月30日でした。行く
         ことはできませんでしたが、縁起熊手を求める人
         と売り手の掛け合い、恒例の手締めの光景が報
         道されていました。地方出の者にとっては、こうし
         た下町の季節の催しにはなぜか憧れが強く、ちょ
         っと遠くの駅で降り、ゆっくり徒歩で出向いたもの
         でした。

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仙人の「12/3早明戦観戦記」                                                        [早大ラグビー部御意見番]

          酔狂不安仙人 日記 2017.12.10

仙人b.jpg  銀杏が黄金色に輝き、22,000人を超
 えるほぼ満員の秩父宮が対抗戦とい
 うより大学選手権でいかに有利な山に
 入るかの重要な決戦の舞台であった。

 今季の明治は得点力が高く得失点差
 でもほぼ帝京に並んでいるのでも判る
 ようにFW,BK共強力でバランスが取
 れている。

 今日の試合を一言で言えば、早稲田
を研究し対策を立てた明治と愚直に横への展開と縦への突進を
繰り返し細工もなかった早稲田との差で、FWの地力が些か勝る
明治が優位に試合を運び、DF陣が最後まで早稲田の攻撃をし
のぎ切った結果と言えよう。

満員の秩父宮バックスタンド
満員の秩父宮バックスタンド.jpg

まず、前半立ち上がり4分の明治のトライは早稲田のロングパス
を読まれインターセプトされたもの。このロングパスからの失点は
(観戦した試合で)昨年は6,7回、今年は3回あり、各大学から狙
われているものだ。

早稲田の得点は前半10分、敵陣でのラインアウトからで、一塊
になったモールで②が抑える良い形のトライで同点。

その後明治に自陣深く攻め込まれ、10分近く耐えていたが、前半
28分、明治の⑨の動きに幻惑されたか、⑧にスッとパスされトラ
イを献上。前半は7:14と7点ビハインドで終わる。

後半開始早々5分、早稲田は攻め込まれた明治ボールをターンオ
ーバーして敵陣に攻め込み、今季初スタメンの⑮桑山(兄)が右
隅にトライし、2点差と追いつめる。

ただ、後半12分、早稲田ラインアウトのこぼれ球を明治に拾われ、
ディフェンスが整わないうちに明治の⑪に走られトライを奪われ、
更に21分自陣深く攻め込まれて最後は明治⑨のステップにかわ
されトライ、14点差となる。

ここ辺りから、早稲田もエンジンがかかり始め、攻撃に次ぐ攻撃で
敵陣に入りディフェンスが遅れて、耐え切れずペナルテイーを連
続する明治からついに後半34分ペナルティートライ(7点)を得る。
もう1トライ&ゴールは欲しい早稲田は自陣から果敢に攻めるが、
残り時間での焦りかペナルティーを犯し。後半36分明治にPG3点
を与えてしまい19:29と万事休すとなる。

足元の良くない中、早稲田のFWは前半は押され気味だったが、
スクラム、モール、ブレイクダウン、外でのアタック等でよく頑張っ
たと思う。


今日の試合を見る限り、早稲田は、ラインアウトのミス2本もあり
は要改善だ、攻撃のヴァリエイションも欲しい。捌き超一流のSH
だが攻撃参加にも使う手は無いのか?そして何より今後対戦す
る強力FWへの対抗策はと気になる点が多い。

今回の敗戦で実質対抗戦3位かと思っていたら、同日の慶応:青
学戦で119:5という記録的な点差で慶応が勝ったため、得失点
差で実質4位に転落してしまった。

対抗戦2位であれば準決勝(12/23)から出場だが、今回の結果
を受けた早稲田の山は死のロードで、12/16第3回戦東海(リーグ
戦2位)、勝てば12/23準決勝天理(関西1位、強力FW)そして勝
てば1/2帝京となるが。

いづれのチームも大型外人を有しパワーがある。ガチンコだけで
は層の厚くない早稲田は先には進めないだろう。何らかの工夫が
必要だ。

早稲田/加藤組の最後の試合になりかねない12/16の東海大戦に
は、応援に行かざるを得ないだろう。

今年秩父宮での最後の試合だし。  

                            酔狂不安仙人
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ダクタク句集2017年(平成29年)11月 [ダクタク句集2017年11月]

11/30thu
鹿野山 古寺は甍も 黄ばみおり
     (かのうざん こじはいらかも きばみおり)

神宿る 銀杏の巨木 寺紅葉
     (かみやどる いちょうのきょぼく てらもみじ)
        ※昨日当地はうららかな小春日和。今が紅葉の見頃
         との情報で、絵画教室の仲間と急遽鹿野山神野寺
         にスケッチに出かけた。名物銀杏の大樹はさかりを
         終えていたが、境内の真っ赤なモミジは見事。朝の
         霧をかきわけ、登ってきた甲斐があった。
         巨木の下で描いていたら、次々と黄色の葉が落ち
         てくる。さすが葉もでかい。帽子に落ちる。グサッと
         いう。絵はまあまあ、しかしいい一日。

11/29wed
アイフォーン これ買う秋や 金貯めて
     (あいふぉーん これかうあきや かねためて)
        ※次々と最新のものを手にする快感はそんなに大き
         いのだろうか? とまらない? 結構高価だし、買っ
         たからには朝夕手放せない。

11/27mon
呼び合える 渡り帰る日 風強く
     (よびあえる わたりかえるひ かぜつよく)

子を呼ぶか 高く啼きつつ 鳥帰る
     (こをよぶか たかくなきつつ とりかえる)
        ※東京湾でタカの種類の帰りが観察されるという
         ニュースを見た。近くでも高く鳴きつつ南に行く
         鳥が何度か見られたが、生憎鳥の種類を確認
         する知識がない。

11/26sun
蓮根掘り もはや体験 すべからず
     (はすねほり もはやたいけん すべからず)
        ※初冬の風物詩、内房線沿いに蓮田が広がる。以前
         住んだ浜松市でも天竜川の支流沿いに蓮田があり、
         季節には蓮根堀りの作業を眺めたものだ。発動機
         によるポンプで水を噴出させ、泥を飛ばして蓮根を
         取り出し、浮かべた舟に乗せる。寒風の中、時には
         腰まで畑の水と泥に浸かりながらの作業だ。最近は
         観光用の体験教室なんてのもあるらしいが・・・。

11/25sat
早霜や 孫のクルマの 窓を拭く
     (はやじもや まごのくるまの まどをふく)
        ※出勤支度をした孫娘が出てくるまでに窓をきれい
         に拭いている。安全を願っての日課だろうが、部
         屋着が寒そうでよけい心配。

11/24fri
枯れススキ カラスが歩く ロータリー
     (かれすすき からすがあるく ろーたりー)
        ※JRの駅からの光景。利用客の少なかった側にも
         ロータリーが出来ている。海寄りの開発と人口増
         を当て込んでいる。しかし時間がかかるのだろう。

暖房車 子供の暮らし 孫のこと
     (だんぼうしゃ こどものくらし まごのこと)
        ※ローカル線は各停に限る。和服姿のオバサンの
         一団、お稽古事の帰りなのか、この時刻の常連の
         ようだ。「この前の続きだけれど」に始まって、子供
         の生活が話題だ。・・・いつしか話は進み、孫の話
         に。結構面白い。ウトウトしながら聴いている。

11/23thu
かすかなる 息で「古い顔」 忘年会
     (かすかなる いきでふるいかお ぼうねんかい)
        ※半年に一度の同期会。暮れは忘年会を兼ねる。酒
         は弱い上にこの顔ぶれが相手だと、途端にアルコー
         ルの回りが速くなる。やっとのことで肩組みして歌う。
         ♫ 幼い頃に遊んでた
           学生時代に付き合った
             、いろんな友がいたけれど
          みんなみんな今は亡い ああ懐かしい古い顔

11/22wed
干し柿の 数を減らして 見張り番
     (ほしがきの かずをへらして みはりばん)
        ※このところの寒さは一日の寒暖差も大きく、干し
         柿には最適らしい。しかし、そろそろとなると鳥た
         ちがやって来る。尾長、ヒヨドリなど。実に賢いし、
         かつ貪欲である。
         畑では良い出来だと楽しみにしていた落花生が
         軒並みハクビシンにやられガックリきた。鳥たち
         にも寛容ではいられない。

11/21tue
豊作や 僧が風切る スクーター
     (ほうさくや そうがかぜきる すくーたー)
        ※若い僧侶が秋晴れの街道を行く。農家は不順な夏
         の天候で心配されたが、まずまずの米作だったとか。
         秋の野菜収穫は絶好調。豊作であれば檀家の実入
         りも豊かだろう。お布施も・・・。お坊さんの表情も明
         るい。

秋の句を 諳んじ若き 僧が行く
     (あきのくを そらんじわかき そうがいく)
        ※後を継いだ坊さんは地域の文化活動にも積極的だ。
         句会とか歴史講座などにお寺を開放している。彼自
         身が句会の有力メンバー。

11/20mon
山茶花や 早咲きだけを 取り柄とし
     (さざんかや はやざきだけを とりえとし)
        ※早朝に山茶花の掃除をした。よその家はやっと咲
         き始めが多い。今年の11月は寒い日が続いてい
         るから、早咲きの我が家の花が季節感としては最
         高だったかな・・・などと、得意になっている。

手袋と ジャンパー厚く 身構えり
     (てぶくろと じゃんぱーあつく みがまえり)
        ※今朝の冷え込みは一段と厳しい。1月並との予報
         だった。朝の散歩の武装は2段目に切り替え。犬
         は変わらず。

11/19sun
温顔と なる人多く 冬に入る
     (おんがんと なるひとおおく ふゆにいる)
        ※元職場の10年ぶりの同窓会。現役30人を含め、
         130人の大盛会だった。懐かしい顔がまわりに
         いっぱい。

11/17fri
小春日和 身知らず柿の 箱開ける
     (こはるびより みしらずがきの はこあける)
        ※故郷の兄が送ってくれた会津名産の身知らず柿。
         箱に詰めた大粒の柿に焼酎をかけ渋を抜いて食
         べる。箱には開ける日が書いてある。子供の時か
         ら馴染みの柿、早々と味見する。美味。たくさん食
         べると腹を冷やすからと、祖母から注意された日
         々が思い起こされる。

柿たわわ 食い散らしたる 日々遥か
     (かきたわわ くいちらしたる ひびはるか)
        ※こちらは時期的にはちょっと前。小粒の甘柿。

11/16thu
松茸や 薄いが施設の 土瓶蒸し
     (まつたけや うすいがしせつの どびんむし)
        ※介護付き有料老人ホームに見学に行った。それ
         も丁寧なバージョンらしくて、昼食と喫茶付きであ
         る。最近は地方でも街中の一角に開業する例が
         多い。自然が多すぎて、人間の住む環境が恋しい、
         といった笑えない話は減ったみたい。びっくりした
         のは昼食についた土瓶蒸しだ。マッタケを過度に
         ありがたがる人種には属さないが、つましい暮ら
         しだから何年ぶりだろう?

11/15wed
秋日和 ものみな俳句と 虚子言うが
     (あきびより ものみなはいくと きょしいうが)
        ※虚子は句に言う、「秋風や眼中のもの皆俳句」。
         しかし凡人になかなかそうは・・・。

11/14tue
故郷の 紅葉ひときわ チバニアン
     (ふるさとの もみじひときわ ちばにあん)
        ※市原市養老川沿いの地層が地球の歴史を画する
         標準標本と認められた。地球新生代の一時期(77
         万年前~13万年前)の名称として「チバニアン(千
         葉時代)」が採用され、全世界で使用される。一時
         期とはいえ、ざっと64万年間、6400世紀分だ。
         以前訪れた場所、紅葉の盛りにはちょっと早いが、
         地球の磁場NSの転換を証明する地層が朝の光に
         輝いている。

11/13mon
潮騒の ような音あり 秋の夜
     (しおさいのようなおとあり あきのよる)
        ※深夜から未明の頃、なんにも音がしない、静寂そ
         のものの時でも、じーっと耳を澄ますと「シーーー
         ーー」と低いが切れ目のない音を感じる。あれは
         なに? この話をして同調してくれる人は三人に
         一人もいない。「そんな音しない」「おかしいんじゃ
         ないか?」「あれは血流の音?」とさまざま。私と
         しては耳の澄まし方が足りないのではと言いたい
         気持ちも。しかし、最近読んだ2冊の本で、偶然こ
         の音を表現する記事を読んだ。
         ほーら、かすかな潮騒はあるんだよ。生理学的な
         説明は要らない。山の中でも聞こえる潮騒がなく
         なったら大変だから。

11/12sun
人知れず コンビニ裏の アケビかな
     (ひとしれず こんびにうらの あけびかな)
        ※なんとか今年も収穫?したい。侵入罪、窃盗罪に
         ならないように気をつけて、暗くなってこっそりと。
         ちょうど絵画教室の会があるから格好の素材にな
         るのでは、と思っている。

11/11sat
居残りし バリウム重し 秋の夜
     (いのこりし ばりうむおもし あきのよる)
        ※例年11月に胃がん検診を受けている。バリウム
         を飲む検査だが、医療、検査方法が大きく進歩し
         ている中で、これだけは何十年も殆ど変わらない。
         受診した人の検査後の苦痛を考えると、どうにか
         ならないか?の疑問が残る。バリウムの排出、今
         年も翌朝まで持ち越した。

11/10fri
立冬の 夜飼い犬の 鳴きやまず
     (りっとうのよる かいいぬの なきやまず)
        ※今年の立冬は11月7日

11/9thu
風雨去り 青空ランク 「4」の秋
     (ふうふさり あおぞららんく よんのあき)
        ※空の青さを計る評価色票というのがあるらしい。
         それも分光器による測定ではなく、5枚の青色の
         どれに一番近いかで判定する。超アナログな方
         法。今朝の当地の青空は「快適」なランク4。濃
         いきれいな秋空だった。

11/8wed
野菜手に ダム人帰る 秋の暮
     (やさいてに だむびとかえる あきのくれ)
        ※ダムを保守する人々が交代で街に帰っていく。近
         くの村で求めた野菜を持って。キノコやアケビなど、
         ここにはお宝も多い。 

紅葉の 中をスーパーの バス来たる
     (こうようの なかをすーぱーの ばすきたる)
        ※客を呼ぶスピーカーの声が村に響く。肉、魚、冷
         凍食品やインスタント食品などが満載だ。時刻が
         決まっているのか、村の年寄りやおかみさん連中
         が通りに出て待っている。

11/7tue
模擬店は 中学生の クリごはん
     (もぎてんは ちゅうがくせいの くりごはん)
        ※「食べてって下さい」とか誘われると弱い。味噌
         汁付きで300円。売り子ぶりを眺めながら食べ
         る。賑やかだ。いい風味、うまかった。青空だ。

野菜など 持ち寄る秋の 抽選会
     (やさいなど もちよるあきの ちゅうせんかい)
        ※近くの体育館では演芸会。中学生の弦楽演奏に
         続き、各種演奏や踊り、詩吟など。最後は延々と
         カラオケで歌いまくる。とても聞けたものではない
         が、顔見知りが出演するのと、終わった後の抽選
         会が楽しみでみんなじいっと堪えて?いる。

11/6mon
ふかしたる 大芋の湯気 子の目線
     (ふかしたる おおいものゆげ このめせん)
        ※今年の収穫したサツマイモは品種のせいかどうか
         大ぶりである。無理は覚悟で、切らずにそのまま
         ふかしてみた。「アッチッチー」と言いながら半分に
         すると盛大な湯気が・・・。その向こうに子供たちの
         顔が見える。今時の子供は女の子でもイモ好きは
         少なくなったというが、大芋の迫力はすごい。

11/5sun
秋の灯や 父の草書に 歯が立たず
     (あきのひや ちちのそうしょに はがたたず)
        ※文化の日。先人の文物に接し、楽しむなかで、更
         なる文化が育まれるものだろうけれど、親の書付
         すら読めないとは・・・。

故郷の 料理伝える 秋の風
     (ふるさとの りょうりつたえる あきのかぜ)
        ※知り合いの台湾出身の奥さんが「台湾風中華ち
         まき」を文化祭で披露した。大好評。うちの家内は
         ミニ料理教室のアシスタントを務めた。

11/4sat
秋を吸う 夫婦の遅き 歩みかな
     (あきをすう ふうふのおそき あゆみかな)
        ※中風を患っている男性を奥さんが肘を支え寄り
         添って、川沿いの道をゆっくりゆっくり散歩してい
         る。毎朝のことだ。そして絶えず小声で会話しな
         がら。多分その一日の会話量は我が家の一ヶ月
         分にも相当する。

11/3fri
高台の 校庭柿の 畑あり
     (たかだいの こうていかきの はたけあり)
        ※今日は文化の日。近くの古い小学校は校庭の外
         れが果樹園のようになっている。石段を登って校
         庭に上がるところも柿畑があるところも今の小学
         校の作りにはないゆとりを感じさせる。登校日では
         ないが校舎からは歌声が聞こえる。

11/2thu
新涼や ラジオ体操 二番まで
     (しんりょうや らじおたいそう にばんまで)
        ※爽やかな晴天が続く。暑くもなく寒くもない秋の
         良さを味わう一日。

11/1wed
屋根伝う 朝顔目指す いわし雲
     (やねつたう あさがおめざす いわしぐも)
        ※11月。台風がやってくる度に秋が深まってきてい
         るのに、この家は今でも朝顔が垣根から壁伝いに
         屋根まで伸びている。青一色だが見事な大輪だ。
         特殊な品種なのだろうか? 樹勢ならぬ花の勢い
         がすさまじい程たくましい。

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仙人の「居士のフォローに感謝する」                                                        [早大ラグビー部御意見番]

          酔狂不安仙人 日記 2017.11.28

仙人b.jpg 何時もながらザルの観戦記を秩序正し
 くフォローしていただき、恐縮の極みで
 す。
 今年の慶応は、身体も大きく、伝統の
 突き刺さるタックルに加え、ラインアウ
 ト(今回は1回ミスしましたが)も正確で、
 鋭い攻撃力は今一だがミスの少なく良
 く鍛錬されたまとまったチームです。選
 手も6~7割が塾高生だというのもまと
 まりの良さの要因でしょう。しかし、慶応
 のアタッカーはFWに1,2名、BKに2名
 ほどで、慶応の攻撃時も相手は防御し易いという難点があります。

毎年思うのは、慶応には泥臭さが足りず、勝利への執念が弱いと感じ
てます。育ちの良さや就職のためのラグビーという甘さがあるとみて
ます。帝京のように100点離しても、更に1トライ取りに行くという貪欲さ
やラグビーで身を立てるという覚悟がないのです。

後半12点差をつけた時に、これで緩むと見たのは上記の思いからで、
残り時間が5分で12点差ならともかくまだ18分もありここで緩んだら逆
転、早稲田にやられると見てたらそうなりました。これは精神力云々で
なく日頃の生活態度から身に着けるものでしょう。慶応は負けるべくし
て負けたと思います。

現代のラグビーではトライゲッターが1,2名ではディフェンス陣にマーク
され機能しません。早稲田からパナに行った藤田もそうでした。

早稲田は12点差で目を覚まし?まだ時間はあるし、早慶戦でノートラ
イでは終われないと発奮したのでしょう。スローフォワードを取られ、早
稲田のトライにはなりませんでしたが、逆転後のあのプレイには飛び
上がりました。

早稲田がラインアウトにのろのろと選手が集まるのだけは戴けません。
かって某大学にブーイングしていた早稲田が。

早明戦はどちらが勝つか予想出来ません。ペナルテイーとミスの少な
いチームが勝つでしょう。一般的には居士さんの方程式で良いとは思
いますが、ミスは読めません。

スクラムは劣勢でしょうが、マイボールはダイレクトフッキング等で3,4
秒我慢すれば良いと思います。問題はモール攻撃への対応の方で
しょう。ラインアウトは筑波戦以降かなり改善されてますね! ディフェ
ンス網もまあまあですし、ブレイクダウンも互角以上でしょうから。

明治の専門職の第一列とフランカー、センターから転職とルーキーの
第一列(走れるし、パスも出来る)の戦いも見ものです。ただ一年生の
③を潰そうと相手の①、②がかかって来るので、これをどうかわすか
もFW戦のの見せ場ですね。

それはともかく日:仏戦は残念でしたね!勝てる試合でした。でも勝た
ないほうが緩まなくて?あと2年頑張れますかね?

                            酔狂不安仙人
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仙人への返信 2017.11.27 [早大ラグビー部御意見番]

仙人様へ 
     「対慶応 早稲田が勝って良かった」

居士.png 詳細な観戦記をありがとうございます。
 早慶双方のプレイに対する仙人さんの
 講評に私も全く賛同します。とにかく、
 早稲田が勝ってよかった! ノーサイド
 の笛を聞いた時の私の本音です。

 試合の予想はしませんでした。五分だ
 と思ったからです。どんな戦いぶりを見
 せてくれるか、それだけを楽しみにテレ
ビ観戦しました。

試合の分水嶺は2箇所ありました。ひとつは後半の23分に慶応が3本
目のトライ&ゴールを挙げた後、それに続いて次はどちらが得点する
かの場面。もう一つは30分過ぎに早稲田が2つ目のトライ&ゴールを
挙げて早稲田23、慶応21と早稲田が逆転した場面。

しかし、私は早稲田が逆転した場面で、多少の不安はありましたが、
これで早稲田は勝てる、と思いました。慶応は最後の詰めに弱い! 
悔しがるだろうが、それが慶応の伝統だから。

以下は参考まで最近4年のスコア。
   2017:早稲田23-慶応21
   2016:早稲田25-慶応23
   2015:早稲田32-慶応31
   2014:早稲田25-慶応25

私の印象を箇条書風に記します。 ちょっと辛口です。

1.両チームは、体格、スクラム、ラインアウト、タックル、走力、攻め方・
  守り方、ゴールキックの正確さまで驚くほど似ている。まるで双子の
  兄弟チームが試合をしている感じ。

2.ちょっとした違いは、体重で5kg劣る早稲田がスクラムで慶応に押し
  負けていたこと。それとモールも負けていた。

3.早慶ともよく練習してきたと思われる。チームには大きな弱点がない。
  体格の劣位は疲れを見せない走力でカバーしていた。何フェーズに
  も及ぶ波状攻撃。守備はロータックルで、多くの場合、2~3人がかり
  で防いで、容易にトライを挙げさせなかった。自分たちの体格、力に合
  ったバランスの取れた模範的なチーム作りに成功したと言える。

4.でも、力強さ、突破力、破壊力が足りない。バランスの取れた優等生
  的チームでは、大きな弱点はないが圧倒的な破壊力を持つチームに
  は勝てない。帝京は、今年のチームについては知らないが、その圧
  倒的な破壊力を持つチームだと理解している。

5.大学選手権で、早稲田はそのような帝京に勝てるか? スクラムで
  も破壊力でも劣る早稲田が帝京に勝つ対策を練り上げ徹底して練
  習して欲しい。私は、走力(離合集散)を更にアップさせ、横展開に
  鋭い縦への複数人での切込みを加えたら、その先に僅差の勝利が
  見えはしないか、と想像します。しかも、今年の帝京は例年より弱い
  のかもしれない。
  帝京は慶応に僅差で勝ったのだ!それなら、慶応に勝った早稲田に
  も希望が湧こうというものです。

6.早明戦で勝つでしょう。慶応が明治に勝って、早稲田が慶応に勝っ
  たのだから、早稲田が明治に勝つのは論理的に考えて当然の帰結。

  (「理の当然」か「「三すくみ」かは、やってみないと分からない?)

                          府中闘球居士
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仙人の「早慶戦観戦記」                                                        [早大ラグビー部御意見番]

          酔狂不安仙人 日記 2017.11.23

仙人b.jpg またまた雨天の秩父宮かと思っていた
 ら12時を過ぎると奇跡的に晴れ上が
 った。抜けるような青空をバックに、銀
 杏の黄色と緑の爽やかなコントラスト
 が早慶戦の舞台でした。

 この数年は引分けはあったが負けた
 ことのない早稲田だが、今年の慶応
 はセットプレイ特にラインアウトが上
 手く、BKにもWTB,FBに切れ味の
 良いトライゲッターも持っており、春
の早慶戦では早稲田に12:33で敗れたものの、シーズンに入り着
実に実力を発揮している。

一方早稲田は、セットプレイ、特にスクラムが安定せず、また辛抱し
きれずペナルティーを犯すし、ハンドリングミスも多く、時としてディフェ
ンスにほころびも見られ思うに任せた試合が殆ど出来ていない。
そんなことから、私の予想は今年は久しぶりに慶応が勝つか?という
ものであった。

   バックスタンドと銀杏
バックッスタンドと銀杏.jpg
   
   校歌を歌う早稲田の選手
校歌を歌う早稲田の選手.JPG

両者とも固い動きのスタートでしたが、12分慶応に攻め込まれ1トライ
を献上し、慶応が勢いづくかと思いきや14分、34分とPG2つを早稲田
が決め1点ビハインドで後半戦に突入。慶応の攻撃性と早稲田の守勢
が目立った。

早稲田はスクラムで押されるし、ノックオンは相変わらず多いしで、しか
も従来ならタッチに蹴り出してラインアウトにすべきところをPG狙いに
行くなど攻撃的な姿勢が見られなかった。
(ただこの一見ネガティブな姿勢が着実な勝利への途だったというこ
 とを後で知らされる)

後半に入り、6分早稲田が3ッ目のPGを決め9:7と先行すると慶応は
すかさず10分、ラインアウトからのモール攻撃で1トライを返し逆転、
さらに勢いづいて23分力づくのトライを取り、早稲田との点差を12点
と拡げる。

この12点差が慶応の命取りになるのではとフト思った。慶応はこの点
差であれば勝てるのでは、との気の緩みが出る。早稲田は逆にこれ
以上離されたら勝負が決まってしまう危機感からしっかり締るのでは、
と見たのだ。

結果はその通りとなった。27分早稲田の縦横織り交ぜた攻撃で1トラ
イ返し5点差、31分さらにたたみかけ1トライ返して23:21と再逆転し、
そのままノーサイドへ。なんとまあ・・・。

勝利という意味では喜ばしいが、あの前半のミスの多さ、スクラムの
弱さを見るにつけ、大学選手権が思いやられる。リーグ戦の上位校
や関西の天理などパワーのあるFWにいかにして対抗するのか?と。

ノーサイド後に両校選手.jpg 今日は大きなボロこそ出さな
 かったがラインアウトもまだ
 まだ弱いし、モール攻撃へ
 の対応も心もとない。
 今日の勝利はPG選択(今
 のFWではラインアウトから
 モールで押し込むことは出
 来ない)とSH斉藤のゴール
 キックの正確さかも知れな
 い。それに慶応BKの攻撃
 をほぼ止め切ったディフェ
 ンスも。

 12月3日の早明戦では、明
 治がどうよりも、自分たちの
 ラグビーを存分に発揮して
 欲しいものだ。それには、
 我慢して規律を守りペナル
 ティーを減らし、ハンドリン
 グミスを無くすこと。ディフェ
 ンスのカバーを早くし、攻撃
 のパターンを増やすこと。
 そして何よりネバーギブアッ
 プの精神力だ。 
 それに尽きる。

         酔狂不安仙人
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ダクタク句集2017年(平成29年)11月 自選10句 [ダクタク句集 月間大賞]

cup3-60.jpg審査中です(自選)
  11月のダクタク句の中から、「自選10句」と「次点」です。

11/30thu
鹿野山 古寺は甍も 黄ばみおり
     (かのうざん こじはいらかも きばみおり)

神宿る 銀杏の巨木 寺紅葉
     (かみやどる いちょうのきょぼく てらもみじ)
        ※昨日当地はうららかな小春日和。今が紅葉の見頃
         との情報で、絵画教室の仲間と急遽鹿野山神野寺
         にスケッチに出かけた。名物銀杏の大樹はさかりを
         終えていたが、境内の真っ赤なモミジは見事。朝の
         霧をかきわけ、登ってきた甲斐があった。
         巨木の下で描いていたら、次々と黄色の葉が落ち
         てくる。さすが葉もでかい。帽子に落ちる。グサッと
         いう。絵はまあまあ、しかしいい一日。

11/29wed
アイフォーン これ買う秋や 金貯めて
     (あいふぉーん これかうあきや かねためて)
        ※次々と最新のものを手にする快感はそんなに大き
         いのだろうか? とまらない? 結構高価だし、買っ
         たからには朝夕手放せない。

11/27mon
呼び合える 渡り帰る日 風強く
     (よびあえる わたりかえるひ かぜつよく)

子を呼ぶか 高く啼きつつ 鳥帰る
     (こをよぶか たかくなきつつ とりかえる)
        ※東京湾でタカの種類の帰りが観察されるという
         ニュースを見た。近くでも高く鳴きつつ南に行く
         鳥が何度か見られたが、生憎鳥の種類を確認
         する知識がない。

11/26sun
蓮根掘り もはや体験 すべからず
     (はすねほり もはやたいけん すべからず)
        ※初冬の風物詩、内房線沿いに蓮田が広がる。以前
         住んだ浜松市でも天竜川の支流沿いに蓮田があり、
         季節には蓮根堀りの作業を眺めたものだ。発動機
         によるポンプで水を噴出させ、泥を飛ばして蓮根を
         取り出し、浮かべた舟に乗せる。寒風の中、時には
         腰まで畑の水と泥に浸かりながらの作業だ。最近は
         観光用の体験教室なんてのもあるらしいが・・・。

11/25sat
早霜や 孫のクルマの 窓を拭く
     (はやじもや まごのくるまの まどをふく)
        ※出勤支度をした孫娘が出てくるまでに窓をきれい
         に拭いている。安全を願っての日課だろうが、部
         屋着が寒そうでよけい心配。

11/24fri
枯れススキ カラスが歩く ロータリー
     (かれすすき からすがあるく ろーたりー)
        ※JRの駅からの光景。利用客の少なかった側にも
         ロータリーが出来ている。海寄りの開発と人口増
         を当て込んでいる。しかし時間がかかるのだろう。

暖房車 子供の暮らし 孫のこと
     (だんぼうしゃ こどものくらし まごのこと)
        ※ローカル線は各停に限る。和服姿のオバサンの
         一団、お稽古事の帰りなのか、この時刻の常連の
         ようだ。「この前の続きだけれど」に始まって、子供
         の生活が話題だ。・・・いつしか話は進み、孫の話
         に。結構面白い。ウトウトしながら聴いている。

11/23thu
かすかなる 息で「古い顔」 忘年会
     (かすかなる いきでふるいかお ぼうねんかい)
        ※半年に一度の同期会。暮れは忘年会を兼ねる。酒
         は弱い上にこの顔ぶれが相手だと、途端にアルコー
         ルの回りが速くなる。やっとのことで肩組みして歌う。
         ♫ 幼い頃に遊んでた
           学生時代に付き合った
             、いろんな友がいたけれど
          みんなみんな今は亡い ああ懐かしい古い顔

11/22wed
干し柿の 数を減らして 見張り番
     (ほしがきの かずをへらして みはりばん)
        ※このところの寒さは一日の寒暖差も大きく、干し
         柿には最適らしい。しかし、そろそろとなると鳥た
         ちがやって来る。尾長、ヒヨドリなど。実に賢いし、
         かつ貪欲である。
         畑では良い出来だと楽しみにしていた落花生が
         軒並みハクビシンにやられガックリきた。鳥たち
         にも寛容ではいられない。

11/21tue
豊作や 僧が風切る スクーター
     (ほうさくや そうがかぜきる すくーたー)
        ※若い僧侶が秋晴れの街道を行く。農家は不順な夏
         の天候で心配されたが、まずまずの米作だったとか。
         秋の野菜収穫は絶好調。豊作であれば檀家の実入
         りも豊かだろう。お布施も・・・。お坊さんの表情も明
         るい。

秋の句を 諳んじ若き 僧が行く
     (あきのくを そらんじわかき そうがいく)
        ※後を継いだ坊さんは地域の文化活動にも積極的だ。
         句会とか歴史講座などにお寺を開放している。彼自
         身が句会の有力メンバー。

11/20mon
山茶花や 早咲きだけを 取り柄とし
     (さざんかや はやざきだけを とりえとし)
        ※早朝に山茶花の掃除をした。よその家はやっと咲
         き始めが多い。今年の11月は寒い日が続いてい
         るから、早咲きの我が家の花が季節感としては最
         高だったかな・・・などと、得意になっている。

手袋と ジャンパー厚く 身構えり
     (てぶくろと じゃんぱーあつく みがまえり)
        ※今朝の冷え込みは一段と厳しい。1月並との予報
         だった。朝の散歩の武装は2段目に切り替え。犬
         は変わらず。

11/19sun
温顔と なる人多く 冬に入る
     (おんがんと なるひとおおく ふゆにいる)
        ※元職場の10年ぶりの同窓会。現役30人を含め、
         130人の大盛会だった。懐かしい顔がまわりに
         いっぱい。

11/17fri
小春日和 身知らず柿の 箱開ける
     (こはるびより みしらずがきの はこあける)
        ※故郷の兄が送ってくれた会津名産の身知らず柿。
         箱に詰めた大粒の柿に焼酎をかけ渋を抜いて食
         べる。箱には開ける日が書いてある。子供の時か
         ら馴染みの柿、早々と味見する。美味。たくさん食
         べると腹を冷やすからと、祖母から注意された日
         々が思い起こされる。

柿たわわ 食い散らしたる 日々遥か
     (かきたわわ くいちらしたる ひびはるか)
        ※こちらは時期的にはちょっと前。小粒の甘柿。

11/16thu
松茸や 薄いが施設の 土瓶蒸し
     (まつたけや うすいがしせつの どびんむし)
        ※介護付き有料老人ホームに見学に行った。それ
         も丁寧なバージョンらしくて、昼食と喫茶付きであ
         る。最近は地方でも街中の一角に開業する例が
         多い。自然が多すぎて、人間の住む環境が恋しい、
         といった笑えない話は減ったみたい。びっくりした
         のは昼食についた土瓶蒸しだ。マッタケを過度に
         ありがたがる人種には属さないが、つましい暮ら
         しだから何年ぶりだろう?

11/15wed
秋日和 ものみな俳句と 虚子言うが
     (あきびより ものみなはいくと きょしいうが)
        ※虚子は句に言う、「秋風や眼中のもの皆俳句」。
         しかし凡人になかなかそうは・・・。

11/14tue
故郷の 紅葉ひときわ チバニアン
     (ふるさとの もみじひときわ ちばにあん)
        ※市原市養老川沿いの地層が地球の歴史を画する
         標準標本と認められた。地球新生代の一時期(77
         万年前~13万年前)の名称として「チバニアン(千
         葉時代)」が採用され、全世界で使用される。一時
         期とはいえ、ざっと64万年間、6400世紀分だ。
         以前訪れた場所、紅葉の盛りにはちょっと早いが、
         地球の磁場NSの転換を証明する地層が朝の光に
         輝いている。

11/13mon
潮騒の ような音あり 秋の夜
     (しおさいのようなおとあり あきのよる)
        ※深夜から未明の頃、なんにも音がしない、静寂そ
         のものの時でも、じーっと耳を澄ますと「シーーー
         ーー」と低いが切れ目のない音を感じる。あれは
         なに? この話をして同調してくれる人は三人に
         一人もいない。「そんな音しない」「おかしいんじゃ
         ないか?」「あれは血流の音?」とさまざま。私と
         しては耳の澄まし方が足りないのではと言いたい
         気持ちも。しかし、最近読んだ2冊の本で、偶然こ
         の音を表現する記事を読んだ。
         ほーら、かすかな潮騒はあるんだよ。生理学的な
         説明は要らない。山の中でも聞こえる潮騒がなく
         なったら大変だから。

11/12sun
人知れず コンビニ裏の アケビかな
     (ひとしれず こんびにうらの あけびかな)
        ※なんとか今年も収穫?したい。侵入罪、窃盗罪に
         ならないように気をつけて、暗くなってこっそりと。
         ちょうど絵画教室の会があるから格好の素材にな
         るのでは、と思っている。

11/11sat
居残りし バリウム重し 秋の夜
     (いのこりし ばりうむおもし あきのよる)
        ※例年11月に胃がん検診を受けている。バリウム
         を飲む検査だが、医療、検査方法が大きく進歩し
         ている中で、これだけは何十年も殆ど変わらない。
         受診した人の検査後の苦痛を考えると、どうにか
         ならないか?の疑問が残る。バリウムの排出、今
         年も翌朝まで持ち越した。

11/10fri
立冬の 夜飼い犬の 鳴きやまず
     (りっとうのよる かいいぬの なきやまず)
        ※今年の立冬は11月7日

11/9thu
風雨去り 青空ランク 「4」の秋
     (ふうふさり あおぞららんく よんのあき)
        ※空の青さを計る評価色票というのがあるらしい。
         それも分光器による測定ではなく、5枚の青色の
         どれに一番近いかで判定する。超アナログな方
         法。今朝の当地の青空は「快適」なランク4。濃
         いきれいな秋空だった。

11/8wed
野菜手に ダム人帰る 秋の暮
     (やさいてに だむびとかえる あきのくれ)
        ※ダムを保守する人々が交代で街に帰っていく。近
         くの村で求めた野菜を持って。キノコやアケビなど、
         ここにはお宝も多い。 

紅葉の 中をスーパーの バス来たる
     (こうようの なかをすーぱーの ばすきたる)
        ※客を呼ぶスピーカーの声が村に響く。肉、魚、冷
         凍食品やインスタント食品などが満載だ。時刻が
         決まっているのか、村の年寄りやおかみさん連中
         が通りに出て待っている。

11/7tue
模擬店は 中学生の クリごはん
     (もぎてんは ちゅうがくせいの くりごはん)
        ※「食べてって下さい」とか誘われると弱い。味噌
         汁付きで300円。売り子ぶりを眺めながら食べ
         る。賑やかだ。いい風味、うまかった。青空だ。

野菜など 持ち寄る秋の 抽選会
     (やさいなど もちよるあきの ちゅうせんかい)
        ※近くの体育館では演芸会。中学生の弦楽演奏に
         続き、各種演奏や踊り、詩吟など。最後は延々と
         カラオケで歌いまくる。とても聞けたものではない
         が、顔見知りが出演するのと、終わった後の抽選
         会が楽しみでみんなじいっと堪えて?いる。

11/6mon
ふかしたる 大芋の湯気 子の目線
     (ふかしたる おおいものゆげ このめせん)
        ※今年の収穫したサツマイモは品種のせいかどうか
         大ぶりである。無理は覚悟で、切らずにそのまま
         ふかしてみた。「アッチッチー」と言いながら半分に
         すると盛大な湯気が・・・。その向こうに子供たちの
         顔が見える。今時の子供は女の子でもイモ好きは
         少なくなったというが、大芋の迫力はすごい。

11/5sun
秋の灯や 父の草書に 歯が立たず
     (あきのひや ちちのそうしょに はがたたず)
        ※文化の日。先人の文物に接し、楽しむなかで、更
         なる文化が育まれるものだろうけれど、親の書付
         すら読めないとは・・・。

故郷の 料理伝える 秋の風
     (ふるさとの りょうりつたえる あきのかぜ)
        ※知り合いの台湾出身の奥さんが「台湾風中華ち
         まき」を文化祭で披露した。大好評。うちの家内は
         ミニ料理教室のアシスタントを務めた。

11/4sat
秋を吸う 夫婦の遅き 歩みかな
     (あきをすう ふうふのおそき あゆみかな)
        ※中風を患っている男性を奥さんが肘を支え寄り
         添って、川沿いの道をゆっくりゆっくり散歩してい
         る。毎朝のことだ。そして絶えず小声で会話しな
         がら。多分その一日の会話量は我が家の一ヶ月
         分にも相当する。

11/3fri
高台の 校庭柿の 畑あり
     (たかだいの こうていかきの はたけあり)
        ※今日は文化の日。近くの古い小学校は校庭の外
         れが果樹園のようになっている。石段を登って校
         庭に上がるところも柿畑があるところも今の小学
         校の作りにはないゆとりを感じさせる。登校日では
         ないが校舎からは歌声が聞こえる。

11/2thu
新涼や ラジオ体操 二番まで
     (しんりょうや らじおたいそう にばんまで)
        ※爽やかな晴天が続く。暑くもなく寒くもない秋の
         良さを味わう一日。

11/1wed
屋根伝う 朝顔目指す いわし雲
     (やねつたう あさがおめざす いわしぐも)
        ※11月。台風がやってくる度に秋が深まってきてい
         るのに、この家は今でも朝顔が垣根から壁伝いに
         屋根まで伸びている。青一色だが見事な大輪だ。
         特殊な品種なのだろうか? 樹勢ならぬ花の勢い
         がすさまじい程たくましい。

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仙人への返信 2017.10.31 [早大ラグビー部御意見番]

仙人様へ 
     「早稲田頑張れ! 優勝に絡んでおくれ」

居士.png 雨の早稲田✕帝京戦の観戦記拝見し
 ました。仙人の講評に賛同です。早稲
 田は頑張ったようですね。
 しかし、「私が仙人と全く同じです」で済
 ませては、ここでメールを終えねばなり
 ません。何か記さないと仙人に失礼で
 は?との考えから2,3、「やぶ睨み」の
 誹りを免れない感想を記します。「愛」
 あるが故の辛口な感想です。

早稲田は、対帝京戦で今年一番の頑張りぶりを見せた。昨年の対抗戦
2位の実力水準まで戻ってきた? 帝京相手に21点取ったことは評価
する。帝京相手に20点取るのは容易なことではないから。一方帝京に
40点取られた。得点差の20点は明らかに力に差があることを示す。

得点を21点増やすためには、ミニマム、帝京に点を与えないで、早稲
田が3つのトライ+コンバートを成功させねばならない。これは早稲田
にとって、はっきり言って難しい。それに、試合日は雨が降っていたか
ら、プレイ条件は悪かったはず。走るのにも、相手を止めるのにも、足
元がとられてしまう、パスミスも多くなって、体格、体力に勝る方が勝つ
ことになる。

しかし、勝つ側にも多くの得点は望めない。天候もグランド条件も良
かったら、点差はもっとあったのではないか。30点差くらいは。

早稲田は、大学選手権までにこの差をどこまで詰めてくれるか、その
努力の成果を大学選手権で見せて欲しい。


明治✕慶応戦はどちらが勝ってもおかしくない試合だったのでしょう。
今年の後半、慶応は強いのでしょうか、例年と違って。
この両チームと早稲田の強さとの関係が分からないので、なんともい
えませんが、この3チームの力は、現在、互角かもしれません。その
場合は、2位争いはこの3チームで競われることになりますが、

早稲田✕慶応、早稲田✕明治戦とも昨年と同じような試合をしないこ
とを望みたいね。既視感のある試合は見たくないからね。昨年は早稲
田が2位だったからよいものの、今年は下手にすると4位になることも。
それは堪えられない。

対抗戦は、帝京による「一強多弱」が続いています。どこかの国のよ
うな有様です。これは、面白くない。 毎年、2位争いにしのぎを削る
対抗戦なんて!

早稲田頑張れ! 優勝に絡んでくれ。それには、明慶に勝つのは当
たり前。圧倒的な勝利を挙げてくれ。そして、大学選手権までに帝京
の背中に近づいていることを多くのファンに披露してくれ。期待してる。

                          府中闘球居士
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ダクタク句集2017年(平成29年)10月 自選10句 [ダクタク句集 月間大賞]

cup3-60.jpg審査中です(自選)
  10月のダクタク句の中から、「自選10句」と「次点」です。

10/30mon
蜻蛉や 高くのみいて 雲薄し
     (かげろうや たかくのみいて くもうすし)

細筆で すじ雲薄く 秋の暮
     (ほそふでで すじぐもうすく あきのくれ)
        ※台風22号は関東、東北地方の太平洋沖合を猛烈
         な速度で北上したが、幸い風雨とも予想より弱く、
         接近前の長雨から心配された被害は比較的軽微の
         模様。台風一過の今朝は爽やかに晴れ渡り、北風
         のせいでピリッとしている。

10/29sun
もうとろう 妻まだまだと 柿笑う
     (もうとろう つままだまだと かきわらう)
        ※台風22号が今夜にも接近しそう。強風の前に柿
         をとろうとするが反対される。このあたりではたわ
         わに実った柿を収穫しようとしない家々が多い中
         で、我が家はなんとも・・・。

10/28sat
文化祭 シニアが飾る 自信作
     (ぶんかさい しにあがかざる じしんさく)
     
スターいる 文武両道 マドンナも
     (すたーいる ぶんぶりょうどう まどんなも)
        ※地区毎の公民館が開く文化祭。主役はなんといっ
         てもシニア。シニアマフィア(と呼ぶのは私だけだ
         が)だ。中には計画から最後の反省会までを取り
         仕切る熱心な人々がいる。所属する絵画教室は
         例年ひと部屋を借りて作品を展示するのだ。悪し
         き習慣とはいえ、70歳越えでも一番の新人だか
         ら否やは言えない。最悪だ。今更ペンネームとい
         うわけにもいかず、近くの人にバレバレ。まあ、出
         し惜しみするほどの品物ではないのですが・・・。

シニア会 入る壁越せば マヒします
     (しにあかい はいるかべこせば まひします)
        ※シニアの、こうした公民館マフィアに仲間入りは
         していない。「まだまだ」「シニア会のお世話には
         なりません」と固く思っている。しかし同じ思いの
         同志がいつのまにかグランドゴルフのチームに
         勧誘されて、遂に沈没。「ニューフェースはさす
         が逞しい」とかおだてられている。ここが踏ん張
         りどころ。

10/27fri
棄てられし 野菜崩れる 野分かな
     (すてられし やさいくずれる のわきかな)
        ※日照時間が少なかった夏は野菜の価格が急騰し
         たが、旬の野菜は9月後半に入って落ち着いた。
         しかしこうなると一部は価格が急落して、運賃す
         ら出ないとかで出荷されず、畑の傍らに捨てられ
         てしまう。そうした野菜の山が台風21号の風で
         散々に吹き飛ばされている。

野分後 木に残る葉も 老いを増し
     (のわきあと きにのこるはも おいをまし)
        ※いつも通る小櫃川の堤道の桜の木は台風のた
         めに大部分が葉を落とした。残っている葉も僅か。
         フレディ、頑張れ・・・。

10/26thu
ヤギ二頭 草食む上に 柿千個
     (やぎにとう くさはむうえに かきせんこ)
        ※今日は「柿の日」とか。いわれは知らない。いつも
         散歩で見かけるヤギは薄暮の光でやっと確認できた。
         ヤギがいるのは柿の木10本ほどの畑、どの木も葉
         が落ちて赤い実がたわわになっている。
         古式ゆかしい日本の景色? いや、新型のイルミネ
         ーションのデザインかとも思う。その下は明るくは
         ないが・・・。

10/25wed
死ぬ日まで 筆とり上手く なりたいと
     (しぬひまで ふでとりうまく なりたいと)
        ※この9月、10月はNHKで北斎を集中的に取り
         上げた。改めて北斎の稀な才能と影響力を思い
         知った次第。なにより老境にさしかかってからの
         作品が充実し、本人もますます腕を磨いて、これ
         からがもっと良くなると言っていたことだ。変わら
         ぬ執念と集中力がすごい。

10/24tue
鉄骨の ボルトが軋む 軽き家
     (てっこつの ぼるとがきしむ かるきいえ)
        ※超大型台風21号は関東地方を直撃した。深夜か
         ら翌朝にかけ各地を震撼させた。プレハブ系の住
         宅は軽量鉄骨を使っているが、真夜中にキイキイ
         聞きなれない音がする。あれはー?ボルトが外れ
         て一気に崩れてしまうのでは・・・。かつてない猛
         烈な風の音で余計な妄想に囚われてしまう。

野分の夜 巣で震える ヒナのごと
     (のわきのよ すでふるえる ひなのごと)

10/23mon
風に乗る 先は暗闇 野分かな
     (かぜにのる さきはくらやみ のわきかな)
        ※衆議院選結果は大方の予想通り。順風のつもり
         がパタリと逆になったり、いつまでも吹いている風
         はこの世にない。見えざる暗闇を見える化すべき
         だった。

妻や子が 継ぐほどステキ 金バッチ
     (つまやこが つぐほどすてき きんばっち)

妻や子が 禁断の実食べ 街頭に
     (つまやこが きんだんのみたべ がいとうに)
        ※今回も2世候補が各地で戦った。北海道でも女性
         候補同士の選挙区があったよ。後継者自身は禁
         断の実を食べようとしなくとも、周囲にいる応援団、
         支持者というのは先代、先々代からの熱狂ぶり否
         偏狭ぶり。まして支持者の解散ということはあり得
         ない。より良い候補者を求めて動くことはなく て、
         自分たちで担ぐことが再優先。リンゴを食べるかど
         うかは大した問題ではない。

10/22sun
秋さわぎ ロボコン部室の 灯が揺れる
     (あきさわぎ ろぼこんぶしつの ひがゆれる)
        ※台風が接近し、既に強風が吹き荒れている。木更
         津高専チームは過去に大会で活躍した強豪。人気
         があるのか、部室は結構な数の男女で賑わってい
         る。悪天候の週末も遅くまで。

最近の 神風だれの 味方やら
     (さいきんの かみかぜだれの みかたやら)
        ※衆議院選投票日の今日、天気は最悪。低投票率
         でどの党が得するか? 以前は相場が決まってい
         た。組織票の割合が高い公明、共産、自民の順か?
         最近は天気などで左右される浮動票は若手を中心
         に自民に向かっているとか。今日一日、選挙アナリ
         ストがテレビで活躍する。

予報士の 声を聞き蜜柑の 枝を見る
     (よほうしの こえをききみかんの えだをみる)

10/21sat
野球部の 子ら声変わり オフの秋
     (やきゅうぶの こらこえがわり おふのあき)
        ※近くの中学校の野球部、夏に2年生以下の新チ
         ームになり、秋の新人戦も終えた。朝のランニン
         グの掛け声がぐっと低くなったような気がする。み
         んな声変わりの時期だ。

ランニング 朝寒なれば 速度増し
     (らんにんぐ あさざむなれば そくどまし)
        ※週末学校休みの部活はいつもより長いランニン
         グで始まる。このところの寒さで震え上がってい
         るのでは・・・。

女の子 声を上げつつ イガを割る
     (おんなのこ こえをあげつつ いがをわる)
        ※同じ中学校の帰宅部女子は帰校路のクリを狙っ
         ていた。今日は木を揺らし、落ちたイガをキャア
         キャア言いながら靴で踏みつけ、実を出そうとし
         ている。ワイルドだね、帰宅部も。ちょっと早いと
         思うのだけれど。

10/20fri
朝寒や えりまき笑う 女子の声
     (あさざむや えりまきわらう じょしのこえ)
        ※このところの冷え込みは異常なほど。それにして
         も中学生は元気。「えッ、もうえりまき?」という高
         い声がした。応えた声は聞こえなかったから、ひ
         やかされたのは男子だったのかも・・・。

雪の山 スマホアプリが 人救う
     (ゆきのやま すまほあぷりが ひとすくう)
        ※北海道旭岳で遭難事故あり。大勢の捜索隊が山
         に入ったが、スマホを使えば遭難場所の緯度経度
         を通話先に伝えることが出来るとか。今回は通話
         をした双方とも、このことを知らなかったという。
         また一つ、スマホが蔓延る理由が・・・。

望まぬに いとどスマホの 機能増し
     (のぞまぬに いとどすまほの きのうまし)
        ※世の親たちの半分以上が子供にケイタイ、スマホ
         を持たせるべきでないという意見だったが、今や子
         供の安全確保、緊急連絡のために持たせたいとす
         る親が大半だとか。

10/19thu
冷やかに バッハのアダージョ のみを聴く
     (ひややかに ばっはのあだーじょ のみをきく)
        ※大学時代の友人が会社経営を託した子息に先立た
         れたという。言葉がなかった。

残照や 刈田に案山子の 影うすく
     (ざんしょうや かりたにかかしの かげうすく)
        ※とっくに役目は終わっているのに・・・。

10/18wed
鉄の街 黒煙もくもくと 秋侵す
     (てつのまち こくえんもくもくと あきおかす)
        ※つかのまの晴れ間、今朝は快晴。しかし遠く製鉄
         所の方角に真っ黒な煙がモクモクと猛烈な勢いで
         青空高くまで立ち上がった。事故だろうか? 
         しばらくして白煙に変わった。消火活動が行われて
         いるのだろうか? 久しぶりの気持ちのいい朝なの
         に残念。

蔦の家 露地は曲がりて 行き止まり
     (つたのいえ ろじはまがりて ゆきどまり)
        ※ツタが少しだけ色づき始めている。斜面にある住
         宅街は古いもので、路地が不規則な形にあり、家
         並みとのコラボは特に秋になると散歩客を集めて
         いる。

10/17tue
地震予知 やめてつかえが とれて秋
     (じしんよち やめてつかえが とれてあき)
        ※東海地震対策は地震予知を前提にして、最高レベ
         ルでは新幹線まで停めて、人々は避難して備える
         という警報を出すことになっていた。
         が、しかし、このレベルの予知は不可能だとして、
         対策のあり方を根本的に改めることに。要するに
         ギブアップなのだが、今まで予知判定の要職にあ
         った人々はどんなにか胸を撫でおろしただろう。

10/16mon
大学は 50年目が 切れ目かな
     (だいがくは ごじゅうねんめが きれめかな)
        ※多くの大学が10月にホームカミングデーという
         のをやる。卒業生を10年毎にキャンパスに招待
         し、「大学の今」を知ってもらい、出店での物販、
         コンサート等様々に歓迎する。今回参加した50
         回目が最後らしい。例えはよくないが、故人を偲
         ぶ回忌法要も50回忌を最後にしているところが
         多い。大学では金持ちも成功者も、そうではない
         卒業生も50年で「合葬」されるのかも・・・。

秋時雨 早稲田に行く日 井伏読む
     (あきしぐれ わせだにゆくひ いぶせよむ)

10/14sat
会いたきは トランプよりも キム・ジョンウン
     (あいたきは とらんぷよりも きむ・じょんうん)
        ※親はみんな高齢である。時間がない。本心はキム
         ・ジョンウンに会って、思いの丈をぶつけたい。
         それで進展がなければ、この口で罵って刺し違え
         てもいい、殺されてもいいと思っている。せめて親
         の働きをしたいと願っている。

10/13fri
枝揺れて 木槿最後の 花と見る
     (えだゆれて むくげさいごの はなとみる)
        ※窓近く庭に咲いた花二題
         木槿は大昔から大好きな花。7月から咲き始めた
         花が昨日の花で今年は終わった。少したったらお
         礼肥えをしなくては。

クレオメは 暑い日々から 三月咲き 
     (くれおめは あついひびから みつきさき)
        ※クレオメ(風蝶草)は妻がもらってきて植えたも
         のだ。大好きな花の一番のニューフェース。5本
         ほどが次々と花をつけ、3ヶ月以上になる。
         「花魁草」と間違えた記事を書いたのが8/14。そ
         れからもずうっと。現在は最後の一本だから、月
         末まで持つかな? 一日花で咲き終わると節を
         作るようにして上に伸びて咲くから、咲いた日数、
         回数が節の数でわかる。

10/12thu
秋の寺 ただ鉛筆の 音ありて
     (あきのてら ただえんぴつの おとありて)
        ※スケッチ行続編
         久しぶりの静寂。シニアとて、長いこと忘れてい
         た感覚。仁王像のスケッチはまるでデッサンの練
         習のようで手ごわい。ついつい力が入る。また静
         寂を意識して深呼吸。

ウンという 仁王すじ雲の 空に立つ
     (うんという におうすじぐもの そらにたつ)
        ※「阿吽」の両像のうち描くの吽像。秋のすじ雲を
         背景にスクッと立つ仁王像は生半可な写生を跳
         ね返す。

10/11wed
門前の 日陰に画架を 秋の朝
     (もんぜんの ひかげにがかを あきのあさ)
        ※昨日の仲間とのスケッチ行。初めから日陰狙いの
         場所取り。郊外の小さな寺は静かそのもの。

仁王像 描かせ給える 秋日和
     (におうぞう かかせたまえる あきびより)

赤とんぼ 仁王の猛き 指先に
     (あかとんぼ におうのたけき ゆびさきに)

描き切れず 地蔵の慈顔 無慈悲かな
     (かききれず じぞうのじがん むじひかな)
        ※自分の実力不足を棚に上げて、こういうことを言
         うとバチがあたる。

10/10tue
秋日和 師の絵横目で 描けども
     (あきびより しのえよこめで えがけども)
        ※今日の絵画教室は郊外に出かけてのスケッチ。
         天気が良すぎて、10月で熱中症要注意の夏日と
         なった。どこを描くかより、いい日陰があるかどう
         かを優先。先生のすぐ隣で、真似をする良い機
         会だと意気込んだのだが、結果はまだまだ。

10/9mon
部屋明かり イガにうつりて 虫の声
     (へやあかり いがにうつりて むしのこえ)
        ※窓近くのイガの薄緑がきれいだ。少し茶色を帯び
         てきたかな?よそ様の栗の木を毎晩心配している。
         イガは毬と書くらしい。

鱗雲 すき間に月の 光洩れ
     (うろこぐも すきまにつきの ひかりもれ)
        ※鱗雲らしき濃い雲が東の山の端にかかっている。
         十六夜の月がようやく顔を出しそうだ。

10/8sun
赤き紅 真っ赤なバイクの シニア行く
     (あかきべに まっかなばいくの しにあいく)
        ※爽やかな秋の朝にぴったり。

十月の アンカ人みな 笑えども
     (じゅうがつの あんかひとみな わらえども)
        ※前の句のご婦人に較べ、なんとも。二三日前の晩
         は殊のほか冷えた。わけあって、やや冷え性の私
         は少々躊躇った末に電気アンカを使った。まだ十
         月上旬だというが・・・。

10/7sat
誰望む 八十年前の 内戦を
     (だれのぞむ はちじゅうねんまえの ないせんを)
        ※カタルーニャ地方の独立問題の深刻化。中央との
         対立が住民投票の実施をめぐって先鋭化。スペイ
         ンオタクとしては心配。気持ちはわかるが・・・。
         スペインの中のカタルーニャであって欲しい。初め
         てスペインを意識した当時から、そうであったから
         という単純な理由だが。後戻りのできない対立は
         回避したい。

10/6fri
ロンドンの 賭けは地元の 作家見ず
     (ろんどんの かけはじもとの さっかみず)
        ※文学賞はカズオ・イシグロ(英)。賭けはイシグ
         ロを高く買っていなかったようだ。読んでいる作
         家であり、思い入れがあるので、びっくりしたが
         大歓迎。初期の作品が好きだったところに、「日
         の名残り The Remains of the Day 」が忘れら
         れない作品に。英国の最高の文学賞を受賞し
         たし、後に映画になった。あれも良かった。

秋の道 老執事行く 恋の旅
     (あきのみち ろうしつじゆく こいのたび)
        ※映画のすじなんかは割愛。最後半に主人公が
         信じる女性を訪ねて行くシーンが印象的だ。

ウェールズへ 老優の顔は 若く燃え
     (うぇーるずへ ろうゆうのかおは わかくもえ)
        ※アンソニー・ホプキンス演じる老執事の表情は
         若々しかった。それは自分流の勤務を終え、愛
         する人を知った歓び故だろう。

10/5thu
息を詰め ノーベル賞の ニュースかな
     (いきをつめ のーべるしょうの にゅーすかな)
        ※自然科学分野の受賞はなし。この分だと文学賞が
         いけるかな?と期待は続く。
  
金木犀 俄仕立ての 春樹党 
     (きんもくせい にわかじたての はるきとう)
        ※にわかには読破できぬほど、小説の多さと最近の
         一冊の長さではある。

10/4wed
イヤホーンし 小豆とる娘 祖母近く
     (いやほーんし あずきとるむすめ そぼちかく)
        ※そう多くはないが、水田の横の畑で小豆を作って
         いる農家がある。ちょうど今が収穫期。雨が予想
         されるせいか、家族総出の作業だ。

10/3tue
挿し木とて 貰いし萩の 枝飾る
     (さしきとて もらいしはぎの えだかざる)
        ※近くの知人から妻が萩の枝を貰い飾った。家で花
         瓶に挿して眺める花ではないという思いがあった
         が、これはこれでいいものだ。

新党の 劇場チャンネル 消しもせず
     (しんとうの げきじょうちゃんねる けしもせず)
        ※希望の党、枝野新党・・・。「常在戦場」を口にする
         割には、事実上選挙の第4コーナーを回っている
         のにこの有様。しかし「野党再編一日にしてならず」
         とかも言うが、内容希薄な今回のショックで否応な
         しに進んでしまうのかも。それだけが取り柄か? 
         そういうことで、食傷気味ではあるけれど劇場政
         治、劇場選挙の様子をニタニタ見続けています。

10/1sun
ゆったりと 妻はクラス会 秋の部屋
     (ゆったりと つまはくらすかい あきのへや)
        ※当地は快晴。富有柿と温州みかんの生育は順調だ。
         一本ずつだが窓から眺められるのがいい。加えて、
         今日午後は妻不在でなんとも幸せ。


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ダクタク句集2017年(平成29年)10月 [ダクタク句集2017年10月]

10/30mon
蜻蛉や 高くのみいて 雲薄し
     (かげろうや たかくのみいて くもうすし)

細筆で すじ雲薄く 秋の暮
     (ほそふでで すじぐもうすく あきのくれ)
        ※台風22号は関東、東北地方の太平洋沖合を猛烈
         な速度で北上したが、幸い風雨とも予想より弱く、
         接近前の長雨から心配された被害は比較的軽微の
         模様。台風一過の今朝は爽やかに晴れ渡り、北風
         のせいでピリッとしている。

10/29sun
もうとろう 妻まだまだと 柿笑う
     (もうとろう つままだまだと かきわらう)
        ※台風22号が今夜にも接近しそう。強風の前に柿
         をとろうとするが反対される。このあたりではたわ
         わに実った柿を収穫しようとしない家々が多い中
         で、我が家はなんとも・・・。

10/28sat
文化祭 シニアが飾る 自信作
     (ぶんかさい しにあがかざる じしんさく)
     
スターいる 文武両道 マドンナも
     (すたーいる ぶんぶりょうどう まどんなも)
        ※地区毎の公民館が開く文化祭。主役はなんといっ
         てもシニア。シニアマフィア(と呼ぶのは私だけだ
         が)だ。中には計画から最後の反省会までを取り
         仕切る熱心な人々がいる。所属する絵画教室は
         例年ひと部屋を借りて作品を展示するのだ。悪し
         き習慣とはいえ、70歳越えでも一番の新人だか
         ら否やは言えない。最悪だ。今更ペンネームとい
         うわけにもいかず、近くの人にバレバレ。まあ、出
         し惜しみするほどの品物ではないのですが・・・。

シニア会 入る壁越せば マヒします
     (しにあかい はいるかべこせば まひします)
        ※シニアの、こうした公民館マフィアに仲間入りは
         していない。「まだまだ」「シニア会のお世話には
         なりません」と固く思っている。しかし同じ思いの
         同志がいつのまにかグランドゴルフのチームに
         勧誘されて、遂に沈没。「ニューフェースはさす
         が逞しい」とかおだてられている。ここが踏ん張
         りどころ。

10/27fri
棄てられし 野菜崩れる 野分かな
     (すてられし やさいくずれる のわきかな)
        ※日照時間が少なかった夏は野菜の価格が急騰し
         たが、旬の野菜は9月後半に入って落ち着いた。
         しかしこうなると一部は価格が急落して、運賃す
         ら出ないとかで出荷されず、畑の傍らに捨てられ
         てしまう。そうした野菜の山が台風21号の風で
         散々に吹き飛ばされている。

野分後 木に残る葉も 老いを増し
     (のわきあと きにのこるはも おいをまし)
        ※いつも通る小櫃川の堤道の桜の木は台風のた
         めに大部分が葉を落とした。残っている葉も僅か。
         フレディ、頑張れ・・・。

10/26thu
ヤギ二頭 草食む上に 柿千個
     (やぎにとう くさはむうえに かきせんこ)
        ※今日は「柿の日」とか。いわれは知らない。いつも
         散歩で見かけるヤギは薄暮の光でやっと確認できた。
         ヤギがいるのは柿の木10本ほどの畑、どの木も葉
         が落ちて赤い実がたわわになっている。
         古式ゆかしい日本の景色? いや、新型のイルミネ
         ーションのデザインかとも思う。その下は明るくは
         ないが・・・。

10/25wed
死ぬ日まで 筆とり上手く なりたいと
     (しぬひまで ふでとりうまく なりたいと)
        ※この9月、10月はNHKで北斎を集中的に取り
         上げた。改めて北斎の稀な才能と影響力を思い
         知った次第。なにより老境にさしかかってからの
         作品が充実し、本人もますます腕を磨いて、これ
         からがもっと良くなると言っていたことだ。変わら
         ぬ執念と集中力がすごい。

10/24tue
鉄骨の ボルトが軋む 軽き家
     (てっこつの ぼるとがきしむ かるきいえ)
        ※超大型台風21号は関東地方を直撃した。深夜か
         ら翌朝にかけ各地を震撼させた。プレハブ系の住
         宅は軽量鉄骨を使っているが、真夜中にキイキイ
         聞きなれない音がする。あれはー?ボルトが外れ
         て一気に崩れてしまうのでは・・・。かつてない猛
         烈な風の音で余計な妄想に囚われてしまう。

野分の夜 巣で震える ヒナのごと
     (のわきのよ すでふるえる ひなのごと)

10/23mon
風に乗る 先は暗闇 野分かな
     (かぜにのる さきはくらやみ のわきかな)
        ※衆議院選結果は大方の予想通り。順風のつもり
         がパタリと逆になったり、いつまでも吹いている風
         はこの世にない。見えざる暗闇を見える化すべき
         だった。

妻や子が 継ぐほどステキ 金バッチ
     (つまやこが つぐほどすてき きんばっち)

妻や子が 禁断の実食べ 街頭に
     (つまやこが きんだんのみたべ がいとうに)
        ※今回も2世候補が各地で戦った。北海道でも女性
         候補同士の選挙区があったよ。後継者自身は禁
         断の実を食べようとしなくとも、周囲にいる応援団、
         支持者というのは先代、先々代からの熱狂ぶり否
         偏狭ぶり。まして支持者の解散ということはあり得
         ない。より良い候補者を求めて動くことはなく て、
         自分たちで担ぐことが再優先。リンゴを食べるかど
         うかは大した問題ではない。

10/22sun
秋さわぎ ロボコン部室の 灯が揺れる
     (あきさわぎ ろぼこんぶしつの ひがゆれる)
        ※台風が接近し、既に強風が吹き荒れている。木更
         津高専チームは過去に大会で活躍した強豪。人気
         があるのか、部室は結構な数の男女で賑わってい
         る。悪天候の週末も遅くまで。

最近の 神風だれの 味方やら
     (さいきんの かみかぜだれの みかたやら)
        ※衆議院選投票日の今日、天気は最悪。低投票率
         でどの党が得するか? 以前は相場が決まってい
         た。組織票の割合が高い公明、共産、自民の順か?
         最近は天気などで左右される浮動票は若手を中心
         に自民に向かっているとか。今日一日、選挙アナリ
         ストがテレビで活躍する。

予報士の 声を聞き蜜柑の 枝を見る
     (よほうしの こえをききみかんの えだをみる)

10/21sat
野球部の 子ら声変わり オフの秋
     (やきゅうぶの こらこえがわり おふのあき)
        ※近くの中学校の野球部、夏に2年生以下の新チ
         ームになり、秋の新人戦も終えた。朝のランニン
         グの掛け声がぐっと低くなったような気がする。み
         んな声変わりの時期だ。

ランニング 朝寒なれば 速度増し
     (らんにんぐ あさざむなれば そくどまし)
        ※週末学校休みの部活はいつもより長いランニン
         グで始まる。このところの寒さで震え上がってい
         るのでは・・・。

女の子 声を上げつつ イガを割る
     (おんなのこ こえをあげつつ いがをわる)
        ※同じ中学校の帰宅部女子は帰校路のクリを狙っ
         ていた。今日は木を揺らし、落ちたイガをキャア
         キャア言いながら靴で踏みつけ、実を出そうとし
         ている。ワイルドだね、帰宅部も。ちょっと早いと
         思うのだけれど。

10/20fri
朝寒や えりまき笑う 女子の声
     (あさざむや えりまきわらう じょしのこえ)
        ※このところの冷え込みは異常なほど。それにして
         も中学生は元気。「えッ、もうえりまき?」という高
         い声がした。応えた声は聞こえなかったから、ひ
         やかされたのは男子だったのかも・・・。

雪の山 スマホアプリが 人救う
     (ゆきのやま すまほあぷりが ひとすくう)
        ※北海道旭岳で遭難事故あり。大勢の捜索隊が山
         に入ったが、スマホを使えば遭難場所の緯度経度
         を通話先に伝えることが出来るとか。今回は通話
         をした双方とも、このことを知らなかったという。
         また一つ、スマホが蔓延る理由が・・・。

望まぬに いとどスマホの 機能増し
     (のぞまぬに いとどすまほの きのうまし)
        ※世の親たちの半分以上が子供にケイタイ、スマホ
         を持たせるべきでないという意見だったが、今や子
         供の安全確保、緊急連絡のために持たせたいとす
         る親が大半だとか。

10/19thu
冷やかに バッハのアダージョ のみを聴く
     (ひややかに ばっはのあだーじょ のみをきく)
        ※大学時代の友人が会社経営を託した子息に先立た
         れたという。言葉がなかった。

残照や 刈田に案山子の 影うすく
     (ざんしょうや かりたにかかしの かげうすく)
        ※とっくに役目は終わっているのに・・・。

10/18wed
鉄の街 黒煙もくもくと 秋侵す
     (てつのまち こくえんもくもくと あきおかす)
        ※つかのまの晴れ間、今朝は快晴。しかし遠く製鉄
         所の方角に真っ黒な煙がモクモクと猛烈な勢いで
         青空高くまで立ち上がった。事故だろうか? 
         しばらくして白煙に変わった。消火活動が行われて
         いるのだろうか? 久しぶりの気持ちのいい朝なの
         に残念。

蔦の家 露地は曲がりて 行き止まり
     (つたのいえ ろじはまがりて ゆきどまり)
        ※ツタが少しだけ色づき始めている。斜面にある住
         宅街は古いもので、路地が不規則な形にあり、家
         並みとのコラボは特に秋になると散歩客を集めて
         いる。

10/17tue
地震予知 やめてつかえが とれて秋
     (じしんよち やめてつかえが とれてあき)
        ※東海地震対策は地震予知を前提にして、最高レベ
         ルでは新幹線まで停めて、人々は避難して備える
         という警報を出すことになっていた。
         が、しかし、このレベルの予知は不可能だとして、
         対策のあり方を根本的に改めることに。要するに
         ギブアップなのだが、今まで予知判定の要職にあ
         った人々はどんなにか胸を撫でおろしただろう。

10/16mon
大学は 50年目が 切れ目かな
     (だいがくは ごじゅうねんめが きれめかな)
        ※多くの大学が10月にホームカミングデーという
         のをやる。卒業生を10年毎にキャンパスに招待
         し、「大学の今」を知ってもらい、出店での物販、
         コンサート等様々に歓迎する。今回参加した50
         回目が最後らしい。例えはよくないが、故人を偲
         ぶ回忌法要も50回忌を最後にしているところが
         多い。大学では金持ちも成功者も、そうではない
         卒業生も50年で「合葬」されるのかも・・・。

秋時雨 早稲田に行く日 井伏読む
     (あきしぐれ わせだにゆくひ いぶせよむ)

10/14sat
会いたきは トランプよりも キム・ジョンウン
     (あいたきは とらんぷよりも きむ・じょんうん)
        ※親はみんな高齢である。時間がない。本心はキム
         ・ジョンウンに会って、思いの丈をぶつけたい。
         それで進展がなければ、この口で罵って刺し違え
         てもいい、殺されてもいいと思っている。せめて親
         の働きをしたいと願っている。

10/13fri
枝揺れて 木槿最後の 花と見る
     (えだゆれて むくげさいごの はなとみる)
        ※窓近く庭に咲いた花二題
         木槿は大昔から大好きな花。7月から咲き始めた
         花が昨日の花で今年は終わった。少したったらお
         礼肥えをしなくては。

クレオメは 暑い日々から 三月咲き 
     (くれおめは あついひびから みつきさき)
        ※クレオメ(風蝶草)は妻がもらってきて植えたも
         のだ。大好きな花の一番のニューフェース。5本
         ほどが次々と花をつけ、3ヶ月以上になる。
         「花魁草」と間違えた記事を書いたのが8/14。そ
         れからもずうっと。現在は最後の一本だから、月
         末まで持つかな? 一日花で咲き終わると節を
         作るようにして上に伸びて咲くから、咲いた日数、
         回数が節の数でわかる。

10/12thu
秋の寺 ただ鉛筆の 音ありて
     (あきのてら ただえんぴつの おとありて)
        ※スケッチ行続編
         久しぶりの静寂。シニアとて、長いこと忘れてい
         た感覚。仁王像のスケッチはまるでデッサンの練
         習のようで手ごわい。ついつい力が入る。また静
         寂を意識して深呼吸。

ウンという 仁王すじ雲の 空に立つ
     (うんという におうすじぐもの そらにたつ)
        ※「阿吽」の両像のうち描くの吽像。秋のすじ雲を
         背景にスクッと立つ仁王像は生半可な写生を跳
         ね返す。

10/11wed
門前の 日陰に画架を 秋の朝
     (もんぜんの ひかげにがかを あきのあさ)
        ※昨日の仲間とのスケッチ行。初めから日陰狙いの
         場所取り。郊外の小さな寺は静かそのもの。

仁王像 描かせ給える 秋日和
     (におうぞう かかせたまえる あきびより)

赤とんぼ 仁王の猛き 指先に
     (あかとんぼ におうのたけき ゆびさきに)

描き切れず 地蔵の慈顔 無慈悲かな
     (かききれず じぞうのじがん むじひかな)
        ※自分の実力不足を棚に上げて、こういうことを言
         うとバチがあたる。

10/10tue
秋日和 師の絵横目で 描けども
     (あきびより しのえよこめで えがけども)
        ※今日の絵画教室は郊外に出かけてのスケッチ。
         天気が良すぎて、10月で熱中症要注意の夏日と
         なった。どこを描くかより、いい日陰があるかどう
         かを優先。先生のすぐ隣で、真似をする良い機
         会だと意気込んだのだが、結果はまだまだ。

10/9mon
部屋明かり イガにうつりて 虫の声
     (へやあかり いがにうつりて むしのこえ)
        ※窓近くのイガの薄緑がきれいだ。少し茶色を帯び
         てきたかな?よそ様の栗の木を毎晩心配している。
         イガは毬と書くらしい。

鱗雲 すき間に月の 光洩れ
     (うろこぐも すきまにつきの ひかりもれ)
        ※鱗雲らしき濃い雲が東の山の端にかかっている。
         十六夜の月がようやく顔を出しそうだ。

10/8sun
赤き紅 真っ赤なバイクの シニア行く
     (あかきべに まっかなばいくの しにあいく)
        ※爽やかな秋の朝にぴったり。

十月の アンカ人みな 笑えども
     (じゅうがつの あんかひとみな わらえども)
        ※前の句のご婦人に較べ、なんとも。二三日前の晩
         は殊のほか冷えた。わけあって、やや冷え性の私
         は少々躊躇った末に電気アンカを使った。まだ十
         月上旬だというが・・・。

10/7sat
誰望む 八十年前の 内戦を
     (だれのぞむ はちじゅうねんまえの ないせんを)
        ※カタルーニャ地方の独立問題の深刻化。中央との
         対立が住民投票の実施をめぐって先鋭化。スペイ
         ンオタクとしては心配。気持ちはわかるが・・・。
         スペインの中のカタルーニャであって欲しい。初め
         てスペインを意識した当時から、そうであったから
         という単純な理由だが。後戻りのできない対立は
         回避したい。

10/6fri
ロンドンの 賭けは地元の 作家見ず
     (ろんどんの かけはじもとの さっかみず)
        ※文学賞はカズオ・イシグロ(英)。賭けはイシグ
         ロを高く買っていなかったようだ。読んでいる作
         家であり、思い入れがあるので、びっくりしたが
         大歓迎。初期の作品が好きだったところに、「日
         の名残り The Remains of the Day 」が忘れら
         れない作品に。英国の最高の文学賞を受賞し
         たし、後に映画になった。あれも良かった。

秋の道 老執事行く 恋の旅
     (あきのみち ろうしつじゆく こいのたび)
        ※映画のすじなんかは割愛。最後半に主人公が
         信じる女性を訪ねて行くシーンが印象的だ。

ウェールズへ 老優の顔は 若く燃え
     (うぇーるずへ ろうゆうのかおは わかくもえ)
        ※アンソニー・ホプキンス演じる老執事の表情は
         若々しかった。それは自分流の勤務を終え、愛
         する人を知った歓び故だろう。

10/5thu
息を詰め ノーベル賞の ニュースかな
     (いきをつめ のーべるしょうの にゅーすかな)
        ※自然科学分野の受賞はなし。この分だと文学賞が
         いけるかな?と期待は続く。
  
金木犀 俄仕立ての 春樹党 
     (きんもくせい にわかじたての はるきとう)
        ※にわかには読破できぬほど、小説の多さと最近の
         一冊の長さではある。

10/4wed
イヤホーンし 小豆とる娘 祖母近く
     (いやほーんし あずきとるむすめ そぼちかく)
        ※そう多くはないが、水田の横の畑で小豆を作って
         いる農家がある。ちょうど今が収穫期。雨が予想
         されるせいか、家族総出の作業だ。

10/3tue
挿し木とて 貰いし萩の 枝飾る
     (さしきとて もらいしはぎの えだかざる)
        ※近くの知人から妻が萩の枝を貰い飾った。家で花
         瓶に挿して眺める花ではないという思いがあった
         が、これはこれでいいものだ。

新党の 劇場チャンネル 消しもせず
     (しんとうの げきじょうちゃんねる けしもせず)
        ※希望の党、枝野新党・・・。「常在戦場」を口にする
         割には、事実上選挙の第4コーナーを回っている
         のにこの有様。しかし「野党再編一日にしてならず」
         とかも言うが、内容希薄な今回のショックで否応な
         しに進んでしまうのかも。それだけが取り柄か? 
         そういうことで、食傷気味ではあるけれど劇場政
         治、劇場選挙の様子をニタニタ見続けています。

10/1sun
ゆったりと 妻はクラス会 秋の部屋
     (ゆったりと つまはくらすかい あきのへや)
        ※当地は快晴。富有柿と温州みかんの生育は順調だ。
         一本ずつだが窓から眺められるのがいい。加えて、
         今日午後は妻不在でなんとも幸せ。


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